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2026

Stable Diffusionの画質が上がった設定 — Karras・CFG 7・具体的な被写体

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Stable Diffusionの画質が上がった設定 — Karras・CFG 7・具体的な被写体

サムネイル画像をローカルのStable Diffusionで作り直していたら、ある設定にしたところ急に画質が上がった。何を変えたのかをメモしておく。

環境は前の記事と同じ。Apple SiliconのMacで、diffusers + DreamShaper 8 を動かしている。


使ったコマンド

~/.claude-tmp/stable-diffusion-webui/venv/bin/python ~/.claude-tmp/stable-diffusion-webui/scripts/sd_generate.py \
  --negative "" --steps 25 --cfg-scale 7.0 --seed 21 \
  --width 512 --height 512 --scheduler dpmpp_2m_karras \
  --output ~/.claude-tmp/sd-experiments/girl/girl_21.png \
  --prompt "a cute anime girl with long hair smiling, holding a glowing laptop, soft pastel colors, detailed anime illustration, dramatic cinematic lighting"

この設定で、シードだけ変えて4枚生成した。

シード21

シード42

シード7

シード123

他の被写体でも

女の子だけだと偏るので、同じ設定で犬と筋肉も生成した。プロンプトの被写体の部分だけ差し替えている。

犬(a cute shiba inu puppy sitting happily, fluffy fur, soft pastel colors, ...)

犬 シード21

犬 シード42

筋肉(a muscular bodybuilder flexing his big biceps, sweat, gym, ...)

筋肉 シード21

筋肉 シード42

設定の中身

項目値メモ
モデルDreamShaper 8アニメ寄りのイラストが得意
スケジューラdpmpp_2m_karrasDPM++ 2M Karras
ステップ数2530でも大差はない
CFGスケール7.09だと色が濃くなりすぎることがあった
サイズ512x512モデルが学習した解像度
ネガティブ空今回は入れなくても問題なかった

📝 どれか1つが効いたのか、組み合わせが効いたのかは切り分けていない。「この設定で良くなった」という記録として読んでほしい。

スケジューラを指定していなかった

一番大きな見落としがこれだった。生成スクリプトの --scheduler を付けないと、既定のPNDMで生成される。

以前の記事のサムネには、生成条件のメモ(prompt.txt)にKarrasと書いてあるものがある。でも、実際にオプションを付けずに生成した画像には、その記載は当てはまらない。メモに書いた設定と、実際に使った設定は別物になりうる。

被写体は具体的にする

同じモデルでも、プロンプトの題材で出来が大きく変わった。

  • うまくいった: 「武者」「可愛い女の子」のような、具体的で、絵として単体で成立するもの
  • うまくいかなかった: 「匿名ログインの鍵」「メリットとデメリットの天秤」「ビルドパイプライン」のような、概念を図にしたもの

概念を絵にしようとすると、意味の通らない六角形や、文字のような崩れた模様が出た。

将軍の記事のサムネも、狙った表現(ヘルメットがカーソルに溶ける)はほとんど出なかった。それでも「かっこいい武者の絵」として成立していたので、良く見えた。

💡 サムネにしたい記事が抽象的な内容でも、絵の題材は具体的な物や人にする。記事との関係は、タイトルと合わせて伝わればいい。

プロンプトの書き方

  • 主役を先頭に書く(a cute anime girl ...)
  • 画風の指定は最後にまとめる(detailed anime illustration, dramatic cinematic lighting)
  • 77トークン以内に収める

横長にするなら

サムネは 1200x630 が欲しいので、512x512 を横に引き伸ばすと絵が歪む。最初から --width 640 --height 336 で生成して、--resize 1200 630 で拡大するほうが歪みが小さい。SD1.5系は横に広げすぎると被写体が重複することがあるので、広げすぎないようにする。

まとめ

  • --scheduler dpmpp_2m_karras を必ず付ける
  • CFGは7前後、ステップは25程度でよい
  • 被写体は、概念ではなく具体的な物や人にする
  • シードは1つに決め打ちせず、何枚か生成して選ぶ