オーストラリアからの帰国途中、台北で約 10 日間滞在した。
マニラ経由のフライトを選んだ結果、セブパシフィックでオーストラリア→台湾→日本
の飛行機代は全部で約 5 万円に収まった。
以前はフライトチケットを事前に印刷しておいたが、今回はパスポートのみ提示するようにしてみたが全く問題なかった。
また長いトランジットでマニラ空港内の床で爆睡するという実績を解除した。去年日本を出た頃に比べると心臓が強くなったようだ。
台湾桃園国際空港に到着した後、ホテルがある台北に向かうため特急に乗車した。
特急のチケットと、通常の移動で利用する SUICA 的なカード(Easy Card)は、空港内の外国人専用カウンターで購入できた。台湾の多くの人は基本的な英会話が可能であるため、コミュニケーションに困ることは少なかった。
時折、言葉の壁にぶつかったとしても、現地の人々が親切にサポートしてくれた。困った顔をしていると助けてくれるのでどこにいても安心できた。
台北の食事、交通、インフラは日本と大きく変わらない印象だった。ファミマやセブンは約 50m おきに見かけ、多くの日本企業が進出している。都市部はコンクリートジャングルで蒸し暑く、一瞬、日本に戻ってきたかのような感じがした。
それでいて昭和時代を思わせるような風情も感じられ、その雰囲気はまるで日本の別世界にいるかのようだった。それが日本人観光客にとって魅力的だと感じた。
日本文化が好まれている様子も強く感じた。店名や商品の名前をとりあえず日本語にしておくというマーケティング戦略が垣間見れた。コンビニでの商品ラインナップも日本フィーチャーされたものが多く並んでいた。店や屋台での会計後に「ありがとう」と日本語で声をかけられることも多かった。
また、アニメやゲームの展示会も開催されており、多くの台湾のファンで賑わっていた。参加者は老若男女様々で、特に若者の参加が多い印象だった。コスプレイヤーも多数参加していた。
食事は非常に美味しかった。しらばくフィリピンとオーストラリアに滞在していたので無意識に期待値が低下していたかもしれないが、安くても旨味の深い料理を至る所で堪能できた。無数にあるコンビニでも台湾ならではのおにぎりや惣菜を楽しめた。自分の好物のドラゴンフルーツはフィリピンやオーストラリアよりも安く8個以上食べた。
中でも、ラーメンが印象的だった。日本では珍しい牛ベースの甘めな出汁に、柑橘の爽やかさが加えたそのバランスは絶品だった。日本に帰国後も、有名店のラーメンや牛骨ラーメンを試したが同じ感動は得られなかった。
おいしい店が無限にあって終始なにかを食べてないともったいないという強迫観念に襲われていた。幸せな悩みではあるが、次は計画的に周りたい。
千と千尋の神隠しの舞台のモデルとして知られる九份は、台北からバスで 2 時間ほどでアクセス可能だった。周辺の自然公園への交通も整備されており、スカラベやリスなど馴染みのない動物にも出会える。1 週間もあればグルメから観光まで満足する旅ができる。もちろん、全てのグルメを堪能するには 1 週間では足りない。南部には 3000 メートル級の玉山や小琉球などの魅力的なスポットもある。今後じっくりと楽しんで行こうと思う。
画像
画像 | 説明 |
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ドリンクスタンドがまちなかに沢山ある。一杯 250 円くらい。 | |
ドラゴンフルーツ 4 つで 500 円くらい。安い。 | |
牛麺。これは普通だった。 | |
角煮ご飯。魯肉飯(ルーローハン)は脂身の出汁をかけたご飯みたいな感じで、焢肉飯(こんろうはん)はがっつりとした角煮ご飯らしい。 | |
コンビニのラインナップ | |
台湾オムレツ。満腹の状態でも美味しく食べれた。 | |
ラーメン | |
ラーメン | |
ラーメン。柑橘入ってるラーメンに外れなし。この感じのラーメンは日本リスペクトっぽくて、どの店でも日本語の音楽が流れてたり日本のタペストリーが飾ってあった。 | |
モス! | |
おにぎり | |
おにぎり | |
悪名高い臭豆腐。最近は食材の管理がまともになってきているようであまり匂いはきつくなかった。普通にちょっと酸っぱくて美味しい揚出しみたいな感じだった。 | |
夜街の屋台 | |
フィリピンで出会った友達にローカルの飯屋に連れてもらった。ちなみに麻婆豆腐は何度か食べたけど、日本と違って辛味と酸味が強めでソウジャナイ感があった。 | |
お茶。台湾発祥の東方美人茶。中国文化ではわんこそば並みに無限にお茶が注がれるっぽい。腹がタプタプになる。 | |
ただ椅子とテーブルがあるだけって感じの食堂にはずれなし。 | |
小籠包 2 つって注文したら2箱出てきた。食べてる最中に豚にされるかと思った。 | |
九份 | |
九份の雰囲気の良い喫茶店。ジブリ感あると思います。 | |
九份近くの茶壺山からの景色。ジブリ感あると思います。 | |
九份近くの鉱山用廃線路。ジブリ感あると思います。 | |
何故か神社もあった。 | |
Easy Card。かわいい。 | |
クーロン城みたいな雰囲気のビル。 | |
チェンソーマン展 | |
「チ。」の中国語版。「地」ってどなの。って感じだがしゃーない。 | |
友達にすすめられた謎の祠 | |
日本で使われてたであろう自販機。日本語が書いてある。 | |
強そうな狛犬っぽい像。 | |
スマホアプリ開発の本も充実 | |
一周回って好きなアート | |
うーん、これはサソゴ。 | |
台湾美人 | |
ホテルにいっぱい置いてあった日本小説 | |
日本でもニュースになってた地域全体を巻き込んだ軍事演習の際にプッシュ通知が飛んできた。全員どこでもいいから屋内に隠れる必要があったらしいのだが、たまたま話しかけた日本人の夫婦が教えてくれるまで知らなかったので助かった。それにしても「リアル」を感じた体験だった。 | |
この海外生活で、いざというときのためのクレカを靴の中に入れて生活してたらあぼーんしてた。一応プラスチックのケースにいれたのだが風化してた。わいの |