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2022

フィリピンバギオ生活二ヶ月経過

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フィリピン生活日記 二ヶ月経過

英語学習進捗

フィリピンのバギオに来て二ヶ月がたった。
現在の英語学習の状況はズバリ「思ってたんと違う」である。
現地に来れば勝手に英語力が伸びると思っていた部分があった。
もちろん単語とか文法とかは勉強していたが、それらの知識と体が勝手に結びついて行くと思っていた。
だが違った。

基本的に会話する時、以下のような情報を統合してやっと理解している感じになっている。

  • 聞こえた単語 2 割
  • 相手の表情 3 割
  • 現在の文脈 5 割

つまり、空気と文脈だけ読んで、自然に見えるであろう振る舞いをすることしかできていない。
対面の会話であれば、相手の意図は 7 割くらい汲み取れている気がするが、オーディオファイルのような文脈を知らない内容を読み取るようなことは難しい。

というか、そもそも数字もろくに覚えられないのに、アホほど速い英語を脳の中のメモリに保持して、構造を理解して、内容を理解するとか論理的に無理だろって感じではある。
予備校時代に文法とリーディングとかをめちゃくちゃ勉強して、頑張ってセンターで良い点取ったこともあったけど、彼らが話す英語はわいの読解のスピードを遥かに超えているし、それを脳内で明確に保持してリアルタイムで理解するとか考えられない。多分みんなは脳に M1 を積んでるけど、わいは Pentium なんだろうなって感じである。わいは徒歩で、お前らは新幹線。そんな気がしている。
たぶん脳の動かし方とかが全く違うんだろうけど、まじでわからん。雷に打たれて急にピアノが弾けるような感じで英語が話せるようになりたい。 とはいえ、ごくたまに無意識下でなにかを理解して、体が勝手に反応することがある。これは多分もう一人の僕が頑張っているっぽいのだが、ここにコツがあるとでも言うのだろうか。

ちなみに、自分の一つの目標は IElTS で 6.5 点を取ることなのだが、以下の動画で 2.5 点を取ったの人の会話を見てみると彼が聞き取れた英語をわいは聞き取れなかったのでわいはそれ以下かもしれない 🙉
とはいえ聞き取れなかったときの対応とか、簡単な英語でもとりあえずしゃべるということは出来てきているのでそれが評価されれば、もっと高い気もする。
https://www.youtube.com/watch?v=7vzC-qMb0jQ&t=263s

ということで、現在の状況は芳しくない。

今後の戦略

近い未来

2 ヶ月以内にオーストラリアで働けるほど英語が飛躍的に伸びるとは思えないので、
とりあえず最新の Swift の知識と技術&職業英語だけを引っさげて、シドニーのどこかで最悪無給で現場に置いてもらいたいと思っている。
現場にいるだけで英語力も身につくし、英語学校に通えば数十万はかかるので、理にかなった戦略だと思っている。
あわよくばそのままそこで給料もらって働けるかもしれんし、キャリア的にもプラスになるので悪くないと思う。
ちなみにもし無給でも働けないのであれば、一旦フィリピンにもどって IELTS の勉強をする感じにしようと思っている。

一応シドニーに行く理由は iOS の求人が相対的に多いのと、人気のメルボルンと比べるとシドニーの方がフィリピンと日本に渡航しやすいからである。
(J さん色々調べてくれて感謝)

すごく遠い未来

たまたま同じ学校にいた日本人の方から聞いたところによると、移住したいならオーストラリアよりカナダのほうが簡単らしい。
軽く調べてみたが英語力、職歴、学歴などの項目で加算されたポイント職業別の基準点を上回れば OK という話っぽい。
エンジニアは需要が高いためか基準点が低いということもあり、確かにわりとパスしやすそう。
一年後、英語圏でもそれなりに現場で通用する人間になれたら挑戦しようと思う。

追記: 2023-11-03

海外で住んで見て思ったけど、やっぱり暫定日本が一番いい国だ。
衣食住およびネット環境、交通インフラが揃っていて、安全なので、最低限の欲求が満たされて当たり前。
一人ひとりが地域、社会を少しでも良くしたい、大切にしたいという行動規範を感じる。
その上で自己実現に集中できるのはこの国以外に少ない。
自分の愛してやまない自然も豊富。

とりあえずは日本でなんらかの形で成功した上で海外に出るのはありだが、今は日本で集中集中。
英語の勉強は引き続きします。

昔は大学いっても意味ないとか思ってたけど、この制度では点として加算されるから、やっと役に立ちそう。みんなも暇があったら大学いこう!

ここ最近の生活

前回の書いた フィリピンバギオ生活 3 週間経過から大きくは変わっていないが、
2 ヶ月も立つと、いろんな人と話して友達になったり、旅行にいったりとレジャー楽しむといったことも増えてきた。

一週間くらい体調不良で死にそうだったけど、いろんな人のサポートで耐えた

日本食に対する欲求 

一時期日本食が恋しすぎてかなりフラストレーションが溜まっていて、ずっとハシダバヤシを見ていたけど、
一度Chayaという日本人が経営する日本食レストランで、納豆やら寿司やらバカ食いすることで
その欲求はおさまった。



刺し身丼。正直日本人が経営しているとはいえフィリピンで衛生管理できているかは懐疑的だったけど、寄生虫うんぬんよりも日本食食べた過ぎて、「なんとかなれーッ」って思って食べた。
結果食あたりを起こすこともなかったし、なにより美味しかった。
この日は只のランチだったのに二人で 5,000 円分くらい食べた。



納豆巻、約 500 円くらい。だけど久々に食べる納豆はまじで美味しかった。


仲良くなった人たち

生徒の内約は以下のような感じ。普通に多国籍、でも前職の時も同じ島に 🇺🇸🇰🇷🇨🇳🇯🇵 が揃ってたし、ペパボすごいなって思う。

  • アラブ人 4 割
  • 中国人 2 割
  • 台湾人 2 割
  • 韓国人 1 割
  • 日本人 1 割 (今現在はわい一人)

アラブ人

親に行かされてる感が漂っていて、とりあえずいつもアラビア語喋って楽しんでいる。
ただ絶妙にマナー守らんし、DQN 感がある。それが理由かは知らないが、バギオにはなぜかアラブ人おことわりなクラブとかもあったりするらしい。
とはいえ何だかんだで英語もちゃんと上達してるし普通に有能感ある。砂漠でしのぎを削る人種の底力は図りしれないと思った。

わいがよく話すアラブ人の青年(写真一番右)は、酒もタバコも嗜んでいて、地元ではクールな車を乗り回しているパリピのようだったが、なんかキレイな白装束に柄ターバンつけて豪華な椅子に腰掛けてる写真見せてくれたから、多分親子共々スーパーリッチ。
将来の夢はエンジニアになることらしい。
最初話したときは 28 歳くらいかと思ってたが 17 歳らしい。

中国人

とりあえずビジネス的な野心をもっている人が多い。中国からフィリピンに移住してビジネスを行う人が多いらしい。その過程で英語を学んでいるっぽい。
わざわざ外国に出てくることもあって、国の方針が好きでない人も多い。ちなみにわいがここで会った人は気さくで優しい人ばかりだった。
彼らの英語はかなり癖があって、聞き取るのがかなり難しい。

知り合った一人はかなりのコーヒー好きで、フィリピンにうまいコーヒーがないために、わざわざ目黒のスタバのコーヒーを取り寄せてるっぽかった。
この大掛かりはセットもわざわざ持ってきたっぽい。
ちなみにこの人の夢は将来日本においしいコーヒー屋をだすことらしい。また、ここで英語を学んだあとはドバイで仕事するらしい 🇦🇪

また、彼の本業はブロックチェーン関係(?)のエンジニアらしい。TypeScript とか Rust とか使いこなせるらしいから普通にすごい人。というかフォロワー 2 万超えの会社も運営してたからたぶんやばい人。英語身につくまでここにいるつもりっぽかった。

台湾人

みんないい人だけど、わいが知り合った台湾人の友達はガチでいい人。
彼らと知り合えたから、バギオでいろんな経験が出来たと行っても過言ではない。
絶対一人では行かないであろうナイトマーケットやリゾート、バーなど色々連れて行ってくれたし、
わいが体調崩したときにはなんか薬やら果物やら一杯くれた。
彼らのすごいところは、電話でも直接でもコミュニケーションに一切物怖じしないことで、わからないことは聞くし、要望もガツガツ伝えるところ。
レストランでしょっぱいから作り直してくれって言ってたのはすごいと思った。

どうも台湾人は日本が好きな人が多いらしく、彼らはかなり流暢に日本語を話していた。
一人は来年日本にワーホリに行くらしい。

台湾人の特徴だが、やたら荷物が多い。
結局荷物が多すぎて彼らが帰るときに持ちきれないものをめちゃくちゃもらった。
服も多すぎて持って帰れないとのことでほとんど捨てていったっぽい。

彼らは一足先に母国に帰ったけど来年オーストラリアにワーホリで行くらしいのでまた会うつもりである。
また、わいが台湾に行くときに登山に行く約束をした。

韓国人

韓国人は日本人と同じくらい少ないが、わいが見た韓国人はすべからく元気。
ちょうどわいと同じ日に入学した韓国人は体調悪いときは薬やら食べ物やらくれるし、たまにみんなに韓国料理を振る舞ったりしていてすごいいい人。
彼女の作ったキムチチャーハンはたしかに最高にうまかった。

ここ最近は彼女と台湾人とわいでちょこちょこ遊びに行っていた。
彼女も来年オーストラリアに行くらしいので、現地でもみんなで一緒に遊びたい


みんないい人。🇹🇼🇰🇷🇯🇵


先生方

先生方はみんな気さくでいい人達だが、見た目がギャルっぽい先生はちゃんとやる気ないので、先生を変えてもらうのが良い。
ここだけの話、先生たちの給料は一日 500 ペソ(約 1250 円)とからしい。。ちなみに聞いた話だと大工とかは一日 1000 ペソらしい。
また、法的な最低日給も 500 ペソとからしい。

なので、普段友達にプレゼント上げるときは 1000 ペソくらい使うとかいう話をするとso expensiveとかって言われるし、先生の一人は幼いころ一日 20 ペソで過ごしていたっぽかった。
この日給なら普通に直接雇った方が安いし、やっぱりそんな感じで裏でマンツーマンでやりとりしている先生もいるっぽかった。

英語話せるならオーストラリアでもカナダでもアメリカでもどこでも行けるんちゃうんかいって思うけど、王家の契りっぽい家族への執着とかがそれを許さないらしい。あと謎にフィリピン人が外に出るハードルはかなり高いらしい。何やら帰国時にエアーポートで足止め食らうとかなんとか。バギオという小さい街から出たこと無い人とかざらにいる。

ここ最近の英語に関する発見

L の撥音

ここ最近ずっと L の撥音を注意されてきて、全然感覚をつかめなかったけど、
そもそも L(単語の末尾の L)は「ル」と撥音するものではなかった。
しいていえば「ゥ」に近い
我々が正しく撥音できている末尾の L はおそらく 2 つ、「People (ピーポー)」と「Unbelievable アンビリーバボー」である。

私はどうしても「ル」の要素を入れようとしてなんともぎこちない撥音になっていたが、
「ル」を捨て去って以下のように言ったほうが良い。あと違和感あるけど舌を歯先に近づけるのもポイント。

  • ピーポー
  • アンビリーバボー
  • オー(all)
  • アーティコー(article)
  • モジュー (module)
  • イグザンポー (example)

その他写真


学校の食堂のご飯
日本に住んでる人間からしたらンゴォ 😞 って感じかもしれんが、ここらへんのレストランの中ではトップクラスにうまい。
そもそも白飯をまともにたける店がすくないし、ほとんどの店が塩、砂糖、油加減間違えてる。そんななかここのご飯は塩加減安定してるし、ご飯もうまく炊けてる。
どうやらいろんな国から人が来るから、色々創意工夫を凝らしているようだった。
最近ではなぜかタダ券が配られてるので、毎食タダで食べられる。



美味しそうに見えるけど、正直微妙だったパエリア。結局米の扱い方がなってないとすべて微妙に思えてしまう。


バギオの有名な公園バーナムパークのボート。
200 ペソ(450 円)くらい 。



たまに安いのに雰囲気いい感じのお店がちらほら。でもやっぱりご飯が微妙


いつメンに連れられて来たリゾート、
人も少なかったし、遅れてきた青春って感じで良かった。






food panda で頼んだタコス。
タコスはわりと行ける。



店の中に入ったと思ったら中にいろんな店が広がってた。
ブラックマーケット的なエキゾチックな雰囲気は好きだが、一人では来ないほうが良さそうな雰囲気ではあった。



念願の山〜mt.ulap

Instagramに上げてるからぜひ見てほしいが。
犬がガイドしてくれたり、牛に阻まれたり最高だった。



同じく山
友達がとってくれた写真



mt.yanbew   
簡単に登れるけど、見晴らし良くてよかった。
こちらもインスタに写真あり。



100%マンゴージュース
アホほど美味しくて馬鹿みたいに飲んでたらアレルギー反応っぽい蕁麻疹出てきたので飲むのやめた


リゾートの帰りに撮った
エキゾチックな車載動画